デット・ファイナンス（Debt Finance）とは

資金調達 > 資金調達 用語辞典 > デット・ファイナンスとは

デット・ファイナンスとは？

デット・ファイナンス（英語： Debt Finance）とは、負債(Debt)により資金調達を行う手法です。銀行などから借入、社債発行、私募債を行うことよる資金調達をデットファイナンスと呼びます。デットファイナンスを「デッドファイナンス」と勘違いして日本語で「デッド」を意味する英語で「Dead」と書いて「Dead Finance」と思っている方も居るかも知れませんが、デットファイナンスのデットは「Dead（死）」ではなく「借金」「負債」を意味する「Debt Finance（デットファイナンス）」が正解です。

デット・ファイナンスにより資金調達を行うと、「Debt Finance」の文字通り貸借対照表（バランスシート）上は「負債」が増加します。

デット・ファイナンスのメリット

デット・ファイナンスのメリットについて分かりやすく解説します。

デットファイナンスのメリット「経営権に影響しない」

デットファイナンスは借入や社債などによる資金調達のため、株式の希薄化を防ぐことができます。原則、経営権に影響することはありません。

デットファイナンスのメリット「節税効果がある」

デットファイナンスの一種である借入により資金調達を行った場合、支払利息は損益計算上損金計上できます。そのため、節税効果があります。

関連用語： 資金調達方法 種類, アセットファイナンス, エクイティファイナンス, デットファイナンス, ファクタリング